アマゾンギフト券が出品・落札されているネットオークション

インターネットオークションといえばあらゆる商品が出品されており最も高い値段を付けた人が購入する権利を得ることができる「競り」をインターネットで行うシステムです。

日本では1999年頃からネットオークションが登場しはじめ現在ではその存在を知らない人はいないでしょう。

国内のネットオークションは楽天オークションやモバオクといった大手がありますが、なんといっても日本最大のオークションはYahoo!が運営しているヤフオク!です。

ヤフオク!は業界最大手のオークションということもあり出品されている商品数や利用者数がもっとも多く、さまざまな面で活躍しています。

インターネットオークションでは多くの商品券やコンサートのチケット、株主優待券が販売されており金券ショップ顔負けの品揃えとなっています。

ネットオークションでは金券ショップのようにJCBやデパートのギフトカードがいくつも販売されているのですが少し変わった点があります。それは通常の金券ショップでは商品券の額面よりも格安で購入することができますがネットオークションで販売されているギフトカードの額面よりも割高で販売されているのです。

このギフトカードを現金で購入する人はおらず、Yahoo!のサービスを利用して貯まったポイントでギフトカードを購入し現金化するためのものなのです。そのため通常よりも高い価格で出品されています。

ネットオークションで出品されているamazonギフト券

街中にある金券ショップではほとんど取り扱っていないamazonギフト券ですがネットオークションでは数多く出品されています。

amazonギフト券はJCB商品券などのように割高で出品されているわけではなく即決価格で額面と同額で落札が可能です。

しかもほとんどのamazonギフト券は送料無料となっています。

その理由はamazonギフト券を落札した場合、出品者は取引ナビでamazonギフト券の有効なギフトコードを伝えるだけで送ることができるからです。

落札者はギフトコードをアカウントにチャージし問題なく使用できれば取引は成立です。このような形で金券ショップでは換金できないamazonギフト券もネットオークションを利用することにより現金化が可能となります。

ネットオークションとマッチングサイトとの比較

amazonギフト券を現金化したい方はヤフオクなどのネットオークションを利用して換金することができますが、電子マネーやデジタルギフトに特化したオークション形式で取引できるマッチングサイトを比較してみました。

ヤフオクでのamazonギフト券の出品

ネットオークション国内最大手のヤフオクで出品されているamazonギフト券の額面は、

  • 1,000円
  • 3,000円
  • 10,000円
  • 30,000円
  • 50,000円

と少額のものからある程度の金額までさまざまありました。

即決価格はギフト券の額面よりも若干低いものもあれば割高で販売されているものもありました。

この額面よりも高く出品されているamazonギフト券は通常の銀行振込やかんたん決済の他に切手での支払いも可能という付加価値があるようで、切手でamazonギフト券が購入可能というユニークな商品なのです。

なぜ切手で購入できることに付加価値が付くのかといいますと切手を金券ショップで換金しますと6割から7割程度の現金にしかならず、多少割高でも価値のあるamazonギフト券に換えた方がお得だからです。

落札相場としてはギフト券の額面とほぼ同じくらいとなっています。

しかしamazonギフト券などの商品券類の出品手数料は落札額の5.4%となっていますので、額面通りに落札されたとしても換金率は94.6%にしかなりません。

利用者数が多い分、比較的高い金額で落札されますが手数料の5.4%は安い手数料ではありません。

マッチングサイトでamazonギフト券を出品

電子マネーの売買を行うマッチングサイトは一般的なオークションとは違い商品の画像や詳細内容はなく、

  • amazonギフト券の額面
  • 有効期限
  • 出品価格

という最低限必要な情報だけが並んでいます。

この金額や額面などの数字を比較し落札するシステムです。

マッチングサイトの場合、ほとんどがオークションのような競売の形式ではなく売りたい金額だけを提示した即決価格での取引となっています。

そのため購入者も出品者もスピーディーな手続きができ即日現金化することも可能です。

マッチングサイトの出品手数料はネットオークションよりも安く、3.5%や2.5%で利用することができ最安値のあるじゃんでは1.5%のキャンペーンを実施しています。

ネットオークションと比較すると確かに手数料は安いですが利用者数が少ないため落札相場は安定していません。

そのため実質96%で落札されることもあれば90%に満たないこともあり、今後さらに需要が増えていけばこの問題は解消されるでしょう。