銀行の振込手数料は誰の負担となるのか?

ごく当たり前の話ですが街中にあるチケットショップで使う予定のない商品券を換金するときは商品券と引き換えに買取り代金を手渡しで受け取ります。

一方、インターネットで営業しているamazonギフト券などの電子ギフトの買取専門サイトでは対面式ではないためギフト券を受け取り買取代金を何らかの方法で利用者に送らなければなりません。

一般的にお金を送る方法は郵便局からの現金書留か銀行からの口座への振込となります。

現金書留の場合、郵送に時間がかかるため今すぐお金が必要で換金した方などには不向きとなり、ほとんどの買取業者では即座に相手の銀行口座に反映される銀行振込により買取代金を送金しています。

この振込手数料は各銀行によって内容は異なりますが、同じ銀行間での振込は無料のところもあれば月に数回は無料で利用できるなどさまざまです。

インターネットでamazonギフト券の買取サービスを利用した場合、振込手数料はどうなるのでしょうか?

amazonギフト券買取の銀行振込手数料

銀行の振込手数料はキャッシュカードの有無や振込金額によって無料から600円程度が必要となります。

amazonギフト券を買取業者で換金し買取代金を送金する際にもこの手数料が必要になり業者の負担となるのか買取代金から差し引かれるのかが利用者にとっての争点となることもあるのです。

例えば、4万円分のギフト券の買取率が80%だった場合には買取代金は32,000円となります。
この32,000円を送金するために三菱東京UFJ銀行で現金振込だと手数料が648円かかるのです。
32,000円に対し648円は約2%の金額となりますので実質的に買取価格が下がることになります。
三菱東京UFJ銀行では現金振込では1回に10万円まで送金することが可能なので10万円に近い金額になるほど負担する割合が軽減することになります。
しかし10万円以上になりますと振込回数が複数になるためさらに振込手数料が必要となります。

amazonギフト券買取サイトによって振込手数料の内容は異なり良心的なところは無料となっていますが基本的には1回の利用に一律の手数料が差し引かれるところがほとんどです。

結論としてamazonギフト券の買取サービスはお金に関係するサービスなので買取業者側も利用者側もシビアになっている部分があり微々たる手数料でも慎重になっているということです。