金券ショップがアマゾンギフト券などの電子ギフトを扱わないワケ
大きなターミナル駅の周辺には必ずといっていいほど「商品券の高価買取」などののぼりや看板が目立つ金券ショップが店舗を構えていると思います。
これは古物商の営業許可を持つコンサートのチケットや金券類の売買を業務とするお店です。
よくお歳暮やお祝いなどでいただいた商品券やQUOカードを現金にしたい時に利用されている方は少なくありません。
このチケット商という商売は価値のある商品や金券類を安く仕入れ利益を上乗せし販売する至ってシンプルなビジネスです。
例えば1万円分の商品券を95%の9,500円で買い取り、98%の9,800円で販売することにより300円の利益が生まれます。
薄利多売な商売ではありますが、固定客がつけば安定した収入が見込めます。
amazonギフト券は非常に使い勝手のよいギフト券として高く評価されている有価証券です。
しかし金券類の買取を業務としている金券ショップでは換金することはできません。
amazonギフト券は利用価値の高さからかなり多く市場に出回っていると推測されますがなぜ金券ショップでは取り扱わないのでしょうか?
その理由は金券ショップでは使用可能なギフト券かを判断することができないからです。
つまり未使用のamazonギフト券を金券ショップが買い取ってもそのギフト券が有効かどうかはわからず、販売することもできないのです。
もし仮にそういった事情を知らずに買い取る金券ショップがあったとしたら販売した客からのクレームやトラブルが続出することになるでしょう。
結論としてコンビニや家電量販店で手軽に購入することができるamazonギフト券ですが、それを買い取ってくれるお店は現実の世界にはまだ存在しないということです。
しかし、インターネット上にはamazonギフト券やiTunesカードなどの電子ギフト券を換金することができるサイトが数多く存在しています。ではこのようなamazonギフト券買取専門サイトは街中にある金券ショップとなにが違うのでしょうか?
インターネットのamazonギフト券買取サイトが換金することができる理由は普通の金券ショップではできないamazonギフト券の使用の可否を判断することが可能だからです。
そのための方法はいくつかありますが、一つは買い取ったギフト券を転売するのではなく、アカウントにチャージしAmazonで何らかの商品を購入する方法です。
買取サイトによって購入する商品は異なると思いますが、ギフト券を現金化した場合、90%や80%の現金にしかなりませんがAmazonで使用すれば額面通り100%を買い物に利用できます。
他にも方法はあると思いますがこのようにインターネットならamazonギフト券を換金することは可能なのです。